警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、2018年より、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺などの特殊詐欺に関する知識や防止策を分かりやすく伝え、全国47都道府県警察と連携して特殊詐欺被害を撲滅する為の広報啓発活動を行なっています。この度、同プロジェクトチームで特別防犯支援官を委嘱されている伍代夏子氏が、「特殊詐欺根絶イベント〜トーク・メールでつなぐ家族の絆〜」に出演し、特殊詐欺被害に遭わないためにも個々で対策をとる必要性を訴え、「特殊詐欺を根絶するぞ!」と来場者された世田谷区民の方々と共に、詐欺被害ゼロに向けて強い意志表明を示しました。

  • 訪問先レポート

『”私は大丈夫”と思っている人ほど騙されやすいんです。』
ステージに登壇した伍代夏子氏は「特殊詐欺被害に気を付けてくださいと呼びかけても、「息子や娘の声くらい分かるわよ」とおっしゃる方が多いのですが、そういう方に限って騙されやすいんですよ。」と話した後、世田谷区が都内の区市町村の中で最も特殊詐欺の被害件数が多いことにも触れ、見過ごすことのできない被害状況を来場者に伝えました。
今年の都内における特殊詐欺の被害状況は、6月末現在で被害件数が1,946件、被害額が約39億9千万円にもなっており、昨年と比べると被害件数、被害額ともに減少はしているものの、1件あたりの平均被害額をみると、空き巣などの侵入窃盗が約55万円であることに比べて、特殊詐欺は約214万にも及んでいます。
伍代氏はこの実情に対して「被害件数、被害額ともに減っているとはいえまだまだすごい額が被害に合っていることに驚きますよね。」と胸を痛めながら、「(身に覚えのないハガキや電話に)ちょっとでも心配になったら、自分ひとりで考え込まずに、警察に相談するなり、ご家族に相談するなりすぐ話してみてくださいね。」と呼びかけました。

『日頃の何気ないコミュニケーションで、家族の絆を強めてほしい』
特殊詐欺に関することが頻繁にメディアで取り上げられているにも関わらず、被害が減少しない背景としては、「詐欺の電話がかかってきても、自分は騙されない」と思っている方が多いことがあげられます。
特殊詐欺の被害にあった方を対象とした警視庁の調査では、「詐欺の電話がかかってきても、騙されないと思っていた」と答えた方が91.8%にも及ぶ結果が出ています。伍代夏子氏は、「普段からお子さんとよく話をして、今どんな仕事をしていて、どのようなことに悩んでいるなどを分かっていたら、もし怪しい電話がかかってきても嘘が見破れるはずです。」と普段からのコミュニケーションで家族の絆を強めることが、特殊詐欺を防ぐ秘訣になると力説しました。
他にも、「今日自宅に帰られましたら、すぐにお子様と電話をして、家族だけが知っている合言葉を決めてください。怪しいなと思う相手から電話がかかってきても、合言葉を聞けば、本当にお子さんかどうか分かりますから」と、何気ない電話にも一工夫で特殊詐欺から身を守る対策をとれることを来場者に訴えました。

  • 実施概要

■催事名
特殊詐欺根絶イベント 〜トーク・メールでつなぐ家族の絆〜

■実施日
2019年8月21日(水)

■実施会場
世田谷区民会館及び区民会館前広場

■主催
都安治安対策担当部長、警視庁副総監、世田谷区長
警視庁犯罪抑止対策本部副本部長、警視庁第三方面本部長
世田谷区内四警察署長

■実施者
「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム
特別防犯支援官 伍代 夏子氏

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