岡山県・倉敷市スポーツ公園マスカットスタジアム初開催の音楽フェスティバル『桃太郎フェス』が2019年9月15日(日)に快晴の中、開催された。

このイベントは2018年7月に発生した西日本豪雨による甚大な被害の爪痕が未だ残る岡山県の復興を音楽を通じて元気をお届けしたいという熱い思いから、立ち上がった。
ステージではKREVA、きゃりーぱみゅぱみゅ、Dream Ami、家入レオ、水曜日のカンパネラ、ベリーグッドマン、藤川千愛など豪華な面々が出演し、暑さに負けないぐらいの熱いステージを繰り広げ、岡山出身や、岡山を拠点に活動するアーティストも多数出演。岡山県の名産「うらじゃ」「デニムショー」などここでしか見ることができない、地元のコンテンツも披露され、まさに音楽で復興を応援するイベントにふさわしいラインナップで来場者を盛り上げた。

マスカットスタジアム周辺にて入場無料で楽しめるコンテンツを同時開催!ムラサキスポーツが主催するスポーツ体験エリアなど大人も子供も楽しめるブースも好評でした。また「鬼ヶ島ステージ」では、 9月14日(土)、15日(日)の2日間で地元のダンサーや、DJ、岡山のキャラクターステージも開催されまるでテーマパークのような一大イベントとなった。

[STAGE]
千里-chisato-

千里-chisato-千里-chisato-

7月27日にリリースされたアルバムの新曲「JIGGY」で登場岡山県出身の女性シンガーソングライター千里―chisato-が登場。ダンサーとのステージはとてもパワフルで、炎天下の暑さを吹き飛ばすほど。
そしてマスカットスタジアムでライブができるのがとても嬉しいと語った。生きていて考えてしまうときに笑顔で前向きになれる曲をと歌ったのはバラード「繋ぐMelody」。会場からの手拍子とともに、ラスト曲「Summer day」を元気に歌い上げた。

藤川千愛

藤川千愛藤川千愛

日常の鬱憤や葛藤から恋心までを独自のユニークな視点で歌う岡山県出身の歌手、藤川千愛。

デビュー曲の『ライカ』で始まり、可愛らしい彼女からは想像できないほど力強い歌声で会場を魅了。「岡山大好き」と心から発するコールアンドレスポンスで、会場と一体になったステージを繰り広げた。最後には同郷の千鳥のノブが作詞した西日本豪雨災害への復興ソング『あの日あの時』で最後を締めくくり、令和注目のシンガーソングライターと言わしめるほどの実力を見せつけた。

ベリーグッドマン

ベリーグッドマンベリーグッドマン

マスカットスタジアムが一番似合うアーティストベリーグッドマンが堂々のパフォーマンスを披露。冒頭から飛ばす彼らに、会場中からは黄色い歓声が。タオルを回す「Vibes UP!!」では、「岡山」のコール&レスポンスで
スタンド席の観客まで、立ち上がって一緒に踊るという一体感を見せた。途中のMCでは、MOCAがデタラメな外国語風のラップを、リーダーのHiDEXがアドリブで訳すという下りでは、大爆笑が起こった。喋りも音楽パフォーマンスもアドリブでこなし、大阪出身らしい笑いに溢れるステージ。また一転、 「ライオン」では岡山の応援のメッセージを込めて歌い上げていました。「生きてたら大変なこといっぱいあるけど、きっと大丈夫という思いを持ってこの曲を作った」と話し、披露したのは、「大丈夫」という楽曲。ファンのみならず来場者全員が心酔した。

(左)伊原木隆太氏 (右)実行委員長 須田峻輔氏  ももっち (左)伊原木隆太氏 (右)実行委員長 須田峻輔氏  ももっち 

大阪から桃太郎フェスのために駆けつけた大抜卓人も参加し、岡山の応援VTRを放映。
この応援VTRは、岡山の復興支援の一環として始まった桃太郎フェスにふさわしく、岡山出身のブルゾンちえみ、千鳥(岡山県 笠岡市)が災害から立ち上がる岡山に遊びに来てというメッセージが込められた「カモン岡山」というプロモーションビデオ。そして、岡山県知事の伊原木隆太氏が岡山県のマスコット「ももっち」とともに登場。「桃太郎フェスにご参加のみなさんこんにちは!!先ほどのビデオに出ている芸人さんたちではなくハズレ相当するかもしれませんが、ご挨拶に参りました!」というコメントをし、会場中が笑いで包まれた「義援金・寄付金・ボランティアでとても岡山の復興に対して尽力してくださること、とてもありがたい!とにかく感謝を伝えたい!!」と語る伊原木知事。力強いメッセージに会場のボルテージも一気に上がった。
この「桃太郎フェス」は岡山の復興を目的としたイベント。売上の一部を実行委員長の株式会社ボイス代表取締役 須田峻輔氏から知事に手渡し、「遠方から来ていただいた方へのお礼と、来年も続けれるように、官民一体となって、頑張っていきたい」と想いを語った。そして、VTRと同じように「カモン岡山」の呼び声とともに、全員でポーズを決め、記念撮影。岡山の復興を願う熱い思いに包まれた瞬間となった。

家入レオ

家入レオ家入レオ

「もし君を許せたら」のアカペラでスタート。スタジアム中に響き渡り、会場の空気が一気に彼女のワールドに引きこまれた。そして「桃太郎フェス 盛り上がってますか!!!の掛け声で、雰囲気をガラリと変えパワフルな楽曲「僕たちの未来」につなげ、元気一杯歌う姿も披露。1年ぶりに訪れたという岡山の土地でライブができる喜びを話し、最後までぶち上がって、夏を楽しみましょうーとファンに向けて熱いメッセージを送った。代表曲とも言える「サブリナ」では、拳をあげてジャンプしながら彼女の楽曲に酔いしれるファンで溢れかえった。ラストは、夏の思い出を重ねながら聞いて欲しいと話し、歌ったのは「君がくれた夏」。アコースティックギターを弾きながら
しっとりと歌い上げ、素晴らしい表現者としてのステージに観客からあたたかい拍手が起こった。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ水曜日のカンパネラ

桃太郎フェスにぴったりな「桃太郎」を歌いながらスタンド席に現れたコムアイ。そしてきびだんごを会場に投げ入れ、そのまま、スタンド席を練り歩くというなんとも奇抜な登場をして見せた。歌いながらスタンド席の来場者の膝の上に座るなどの演出は、観客にとっては嬉しいサプライズ。会場中がどんな展開になるのかとハラハラドキドキ。会場中は彼女の天真爛漫さに驚きを隠せなかった。ステージに出現した巨大な藍色の幕を背に「シャクシャイン」を気持ちよく歌い上げる姿はとても印象的で彼女の独特で不思議な世界観と表現力に自然と拍手が沸き起こった。そして、ラストも「桃太郎」を歌い、またもや観客席に。ステージから出現したきびだんご風の巨大風船に飲み込まれながら、消えていくという最後まで摩訶不思議な演出。日本のみならず世界を魅了し愛される個性派アーティストとして観客は終始、目が離せないステージとなった。

Dream Ami

Dream AmiDream Ami

映画の主題歌にもなった「トライ・エヴリシング」で登場!観客の子供達は大喜び!続いてE-Girlsの代表曲でもある「Follow Me」のアコースティックバージョンではいつもとは違うしっとりとした歌声を披露。そして、17日に配信される新曲「恋のつぼみ」を初披露。ダンサーと2ショットで踊り、恋心を表現した。観客にサビの部分の振りを教え一緒に踊ったり、全員でタオルを回し、ジャンプしたりと、まさに参加型のステージとなり、会場が笑顔であふれた。岡山出身の知り合いがたくさんいるAmiは、昨年の災害が他人事とは思えず、復興の手助けが少しでもできたらと爽やかな笑顔で話した。その姿に感銘を受けたファンも多かった。

KREVA

KREVAKREVA

「いろんなアーティストを見にきたと思うけど、全員楽しみたいでしょ!だったらパーティーはIZUKO?と聞くから、ここだ!と叫べ」と初っ端から観客を煽り、興奮はピークに。彼が醸し出す独特な空気感と夕焼けが合間って、一気に大人のライブ会場へと変貌した。音と言葉にストイックに向き合い、今年で音楽活動15年目を迎えた彼が歌う「基準」のサビ部分では観客からどよめきが起った。最新曲「無煙狼煙」では象徴的なリリックを怒涛のように繰り出す姿は圧巻。そして「Na Na Na」では拳を高く突き上げ歌い、「イッサイガッサイ」が流れると待ちに待ったファンから大きな歓声が上がり、会場の熱気も最高潮に!!そしてKREVAの代表作の1曲「音色〜2019 Ver.〜」で締めくくった。日本の音楽シーンにHIP-HOPを刻み込んだアーティストとしての圧倒的な実力を見せつけたステージだった。

きゃりーぱみゅぱみゅ

きゃりーぱみゅぱみゅきゃりーぱみゅぱみゅ

日も落ち、いよいよ最終ステージ。トリを飾るのは「きゃりーぱみゅぱみゅ」。登場するや否や「桃太郎フェス!盛り上がる準備できてるかー!」と叫び、「原宿いやほい」「CANDY CANDY」とおなじみのナンバーが続くと、自然と踊り出す観客たち。「本日は記念すべき第一回目の桃太郎フェスに呼んでいただきありがとうございます。あまり経験する事のないトリということで緊張してるけど、とっても楽しみに岡山にやってきました」と今の気持ちを素直に話した。そして、岡山のみんなと一緒に踊りたいと振り付けを教え、披露したのは「演歌ナトリウム」。サビ部分では、全員が踊り最高の盛り上がりを見せた。「ここはスタジアム。せっかくなので携帯
のライトをつけてみて〜」ときゃりーがお願いすると、全員が携帯を灯し、幻想的なシーンが浮かび上がった。
ラストに選曲されたのは「最&高」。携帯を右に左に振りながらきゃりーの歌声あわせて一緒に歌う姿に感動したきゃりーは「今日見た光景を一生忘れません」と最後を締めくくった。

きゃりーぱみゅぱみゅ ステージで携帯のライトをペンライトがわりに灯し、きゃりーのステージを楽しむ様子きゃりーぱみゅぱみゅ ステージで携帯のライトをペンライトがわりに灯し、きゃりーのステージを楽しむ様子

スタジアム動員数8618人、スタジアム周辺エリアも入れると1万人以上の来場者数を叩き出した「桃太郎フェス」はこの日一番の盛大な拍手がわき起こり、最高のフィナーレを迎えた。
 

夕暮れのスタジアムの様子夕暮れのスタジアムの様子

 

【名称】   桃太郎フェス~岡山から元気を〜
【開催地】 倉敷スポーツ公園/マスカットスタジアム
【住所】 〒710-0016岡山県倉敷市中庄3250−1
【日程】 2019年9月15日(日)
【時間】  開場10:00 開演11:00 終演20:00
【主催】  Voice Of Music 実行委員会
【企画】 ボイス/PIF 
【制作】 PIF
【後援】 岡山県/倉敷市/RSK山陽放送/FM岡山/FM802
 

うらじゃ ジョニー一家うらじゃ ジョニー一家

 

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